住まいの相場ノート ├─┤ 運営: 株式会社I.S.M.アーキテクチャ(福岡)
更新日: 2026年7月20日|執筆: 株式会社I.S.M.アーキテクチャ(福岡市の住宅設備・リフォーム会社)
目隠しフェンス工事のイメージ
イメージ写真(AI生成)

目隠しフェンス工事の費用相場はいくら?【2026年版】施工会社が本音で解説

結論: 木目調の目隠しフェンス(全高1.3m級)は、材料+施工込みで1mあたり3.3〜4万円が相場です。道路側8m・支柱5本の施工実例では、税込46万円前後という金額感になります。

費用の内訳

項目目安内容
フェンス本体+設置工事費1mあたり3.3〜4万円木目調パネル本体+取り付け施工
独立基礎支柱1本につき7千円前後支柱ごとに独立基礎を打設
現場管理費全体の1割前後搬入・墨出し・廃材処分などの段取り費用

実例として、道路側8m・支柱5本の施工では税込46万円前後になりました。独立基礎だけで支柱5本×7千円=3.5万円です。区間が短いほど、現場管理費や搬入費など「距離に関係なく固定でかかる費用」の比率が上がるため、1mあたりの単価は相場の上限に近づきやすくなります。長い区間ほど1mあたりは割安になりやすい、と考えておくと見積もりの見方がぶれません。

フェンスの構造で失敗しないための3つのポイント

フェンスの構造(全高1.3m前後・支柱間隔 約2m) GL 約2m 支柱 パネル=木目調横スリットタイプ(高さ約1.2m)。支柱の間にはめ込みます 独立基礎=支柱ごとに設置(強風対策の要) ※8mの区間なら支柱5本が目安。全高・支柱間隔は敷地条件により変わります
図1: 目隠しフェンスの構造(全高1.3m前後・支柱間隔約2m・独立基礎で自立)

ブロック塀の上に乗せる後付けはおすすめしません

「今あるブロック塀の上に金具でフェンスを継ぎ足す」という方法もありますが、当社ではおすすめしていません。理由は主に2つです。

確実なのは、敷地側の地面に独立基礎を打ってフェンスを自立させる方法です。ブロック塀とは構造的に切り離すことで、強度も責任の所在もはっきりします。

隣地との段差・色は「揃えすぎない」判断も大事

隣地と段差がある場合、天端(上端)を無理に揃えないことをおすすめします。高低差があるのに天端を水平に揃えようとすると、支柱ごとに埋め込み深さがバラバラになり、基礎の強度が不安定になりやすいためです。多少天端が地面の高低差なりに階段状になっても、基礎がしっかりしている方が長持ちします。

色は隣家の既存フェンスと喧嘩させないことも大事です。たとえば隣家の既存フェンスが黒系であれば、新設側は近い色味でまとめると景観になじみます。木目調は経年変化も比較的穏やかで、隣家との調和を保ちやすい色味です。

見積もりは必ず相見積もりを

よくある質問(FAQ)

目隠しフェンスの高さはどれくらいがいいですか?
全高1.3m前後が目安です。胸の高さくらいで、目隠し効果と圧迫感のバランスが取れます。
ブロック塀の上にフェンスを付けられますか?
後付けはおすすめしません。既存塀の強度不足や倒れた際の責任の所在が曖昧になるため、敷地側の地面に独立基礎を打って自立させる方法が確実です。
工事の工期はどれくらいかかりますか?
一般的な戸建てで1〜2日が目安です。基礎の養生が必要な場合は前後することがあります。
目隠しフェンスはDIYでも設置できますか?
パネルの取り付け自体は可能ですが、独立基礎の水平・深さの確保が難所です。基礎が甘いと風で倒れる原因になるため、基礎だけでもプロに依頼することをおすすめします。
目隠しフェンスは風で倒れませんか?
目隠しフェンスは風を受ける面積が大きい構造です。支柱ごとに適切な独立基礎を施工していれば、通常の風で倒れることはありません。基礎が命です。
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